石だたみ
「長崎から・1992夏・さだまさし−雲仙へ−」の野外コンサートは六日夜、南高小浜町で開かれるが、全国各地からファン約十五人が炎天下、早くも会場入口に並んでいる。
一番乗りは佐賀の男性で先月三十一日から。信州大学さだまさし研究会のAさん(19)とBさん(19)の二人は二日、長野から自転車で駆け付けた＝写真＝。「ファン同士の対話が楽しいから」とかで、寝袋、パラソル、のぼり持参。「“温泉気分”は町の銭湯で味わってます」。
「ステージ前の“特等席”確保らしいが、ファンの心理は理解できない」とは、共催の同町役場の年輩の職員。
