1995年度ガイダンス配付資料

Masashing Syndrom'95 GUIDANCE Paper
10th-ANNIVERSARY

［さだまさし症候群'95／信州大学さだまさし研究会］
[EDITOR IN CHIEF: SATA KIWAMU／平成七年四月十一日発行]
【表紙】

【信州大学さだまさし研究会ご案内】

みなさん、入学おめでとうございます。

そして、信州大学さだまさし研究会へようこそ。

当さだ研は、この六月で創立一〇周年となります。'95年の創立以来、信大さだ研も広く世間に知られるところとなり、さだまさし本人にも認知されるようになりました。諸先輩方の活躍により、「のぼり」の信大さだ研として、さだまさしファンの間で知られるようになり、その後もセイヤングの「さだまさしクイズ大会」出場や同番組の常連を輩出(?)するなど活動を続けて来ました。さだまさし氏も活動20周年を経て「起承転結の転」の時期を迎えたように、われわれ信大さだ研も十一年目の新たな歴史を紡いでゆかねばなりません。これからの信大さだ研の活動を担ってくれるであろう、みなさんの活躍を期待します。

〔信大さだ研の概要〕 ※すべて当時のデータ

正式名称：信州大学さだまさし研究会／Shinshu Univ. Masashing Club
所在地：長野県松本市旭3-1-1 信州大学教養部内 教養サークル棟２Ｆ
設立：'85年6月／構成員：約40名 §10年間ののべ人数では100名を超える。
活動地：信州大学各キャンパス(松本・長野・伊那・上田)ほか
付属施設：サークルBOX(松本)−漫画研究会と共有。
　　　　　サークルBOX(長野工学)−４サークルで共有。
　　　　　・ＣＤラジカセ　・ギター　・楽譜

概略および活動：

'85年6月に発足、教養部公認サークルとなる。
同年に最初の会報「さだまさし症候群」発行。ここ数年は年間三冊の会報を発行。（名簿号・本号・増刊号）
県内のコンサートやセイヤング収録に度々出没。
さだまさしコンサート会場に始めて「のぼり」が登場し、以降他団体にも波及する。
コンサートを観る側から、参加する側へ。ステージ設営のアルバイトやお手伝いをしたこともあります。
「歌会」と称し、さだまさしの歌を歌いまくる集まりが日常化。
「さだまさし」にこだわらない、信大さだ研独自の遊びも定期的に行われた。
　例）プロ野球シミュレーション、温泉旅行、ボーリングなど
例年の「夏・長崎から」に参加。
笠や扇子、団扇、手ぬぐい、Ｔシャツ、ハッピなどを製作。
セイヤングの常連や高校時代さだ研に属していた者も入会。
'93年に工学部さだまさし研究会(長野)発足、工学部公認サークルとなる。
'94年、10周年記念事業の各種企画をスタート。「さだまさし症候群10周年記念号」の発行準備、ＨＰの設置計画など。

主な例年の活動：

四月−新歓ガイダンス、お花見会(松本・長野)
五月−新歓コンパ、名簿号発行
六月−ほたる祭りツアー(辰野町／『風の篝火』の舞台)
八月−「夏・長崎から」ツアー
十一月−銀嶺祭(松本／文化祭でカレー屋)
十二月−忘年会
三月−追いコン

その他、各種コンサートや、ふと思い立っての遠出、みんなで集まっての歌会・鍋会などなど、活動は変幻自在・自由自在。

今年は４月26日に長野県県民文化会館(長野)で「おもひで泥棒」ツアーが、また、７月28日には三郷村で「あずみの林檎村音楽祭'95」として野外コンサートが予定されており、これらにも参加する予定です。'91年の「林檎村コンサート」では、三郷村のみなさんにまじってコンサートのお手伝いをするなどの活動も行ない、前夜祭では実弟の佐田繁理さんと話したり、「のぼり」にサインをいただきました。

また今年は、act11(アクト・イレブン)と題して、昨年度より引き続き「信州大学さだまさし研究会創立10周年記念事業」を行なっていきます。まずは新入生のみなさんにも参加していただいて、会報「さだまさし症候群〜10周年記念号〜」を６月までに発行します。

【信州大学さだまさし研究会としての心得】

さだまさし研究会は、「ファンクラブではありません」。ファンクラブ活動だけがしたいのなら、さだ企画の「まさしんぐWORLD」に参加した方が得です。立派な会報も発行していますし、コンサートでも優遇されます。もちろんファンクラブ的な活動がないわけではありませんが、それでも、これだけの歴史がつくられたのは、「さだまさし」という環っかにフックを引っ掛けて様々な（時として「さだまさし」とはまったく関係のない）活動のできる仲間がいるからです。「あなたの人生の中では、あなたが主人公」であるように「さだ研の活動も、あなたが主人公」なのです。

けっして、さだまさしのファンである必要はありません。先輩方の中には、「さだまさしより〇〇の方が好きだ」という方もいます。我々の中には次の三通りの人がいます。

さだまさしが大好きだ。
さだまさしは好きだ。
さだまさしは嫌いじゃない。

そう、「北の国から」と「精霊流し」しか知らなかった者もいました。

信州大学さだまさし研究会は、公式行事も少なく、極めて自由な団体です。ですから、みなさんの得意な(特異な?)趣味を生かして活動の幅を広げてください。あなたのアイデアが、新しいさだ研を創ります。さだ研を生かすも殺すもあなたしだいなのです。